あることないこと

ドーナツの絵日記

しがない絵描き

こんにちは、ドーナツです。

二十三日は秋分だった。
水曜日の占いが間に合わず木曜日に滑り込んだけれど、アップできてよかった。占いはいつも反応がいい。ちまちま書いてる絵日記よりも分かりやすいし、参加できる楽しさがある。

作品や発信というのは表現する側と受け取る側に分かれがちで、それがつまらないと感じる。絵の個展をしないのか?と聞かれたときに歯切れの悪い言葉ばかり出てくるのも、人がわざわざ見に来てくれるのにそれだけで帰っていくということへの異様なつまらなさを覚えるから。別に考えてみれば、自分が参加型の展示をすればいいだけだ。「個展」というものに堅苦しさを感じてるのだと思う。

ツイッターで「しがない絵描き」と自称する呟きを見かけて、その言葉の響きでロマンを味わうのはもう終わりにしたいと強く思った。いつの時代なんだ。つまらない自分には絵しかない、と思ったことが私にもあったけど。そういうプライドの保ち方が今はあまりしっくりこない。もちろん他の人がどう自称しようが、その時々で必要なことがあるので問題があるわけではない。なんとなく哀愁を含ませた響きがあって、そこから感じる芸術家と不幸さを結びつける印象が嫌なんだと思う。

かつて私の場合は、とても強い自我や捻じくれた承認欲求から生まれた「しがない絵描き」という感覚だったと思う。自分が何者かなんて本当はどうでもいいのに。ドラマチックになることで自分を印象付けようとしていたことを恥ずかしく思ってる。

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この日は同時進行であれこれパソコンを操作していたら異様に疲れて後半は何も出来なくなっていた。進行していた七割位のことは、やらなくていいことだったと思う。

 

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