新月の変動

こんにちは、ドーナツです。

十日の今日。午前十時頃に新月を迎えたらしい。なんとなく星巡りは気にかけている。天気は晴れ。シーツを干せばよかった。

自分は悩み相談に答えるのが苦手だ。話を聞いたり読んだりしていると混乱する。悩みって答えてほしいことが先に決まっていたりするので「何を言ってあげれば喜ぶだろう」とつい考えてしまい相談にならない。そう思うと、逆に私自身が悩みを話すときに先に答えを持ってるタイプなのが分かる。とにかく全力で答えるけど、本当は心をほぐす冗談でも言ったほうがいいのだろう。シリアスになりがちなのでユーモアがもっとほしい。まあ向いてないし、きっと悩みというもの自体にに興味がないんだ。猫みたいにその人と一緒にいられればいいと思う。

頭がぼやぼやして仕方なかったので、夕方ころ外出した。
あまり行ってなかったカフェに久々に寄ってみた。値段が張るのだけど落ち着いて過ごせる場所。店内では、お店の方がマスクをしていなかった。そういう方針のお店を初めて見たので新鮮だったな。ずっと前から知っているお店なのに、この世情への対処を通すことで改めてこのお店の方針を知った気がする。心なしか過ごしやすかった、人も少なかったし。

二〇時にお店を出て、繁華街を歩いた。普通に開けてお酒も出しているお店はあって狭いのにギュウギュウで賑わっている。あまり出歩かないので知らなかったな。心の栄養にお気に入りの古着屋さんへ。自然と白い服に手が伸びる。散歩して分かったけど日によって求める色や、目線がどこに動くかが違っている。なぜ白を欲しがったんだろう。パキッとしたかったのかな。そういえば、道を歩いてるときは青いきれいな自転車も目に飛び込んできた。

外に出ると、出先の鏡に写った自分のボサついた感じに驚く。そんななりでわざわざ素敵なお店に行く。見栄っ張りなので他人に見られると「ああ、もっとシャキっとしよう」と思い直す。人に見られたほうが背筋も伸び、磨かれる。もう少し人に見られる活動が人生に必要だ。自分に合った道が無いので作らないといけない。何をしたらいいのやら…。関係ないけどインスタグラムでモデル仕事を投稿したら頑張って描いてる絵よりも全然いいねがあって、そうなんですか！と思った。

白いドレスシャツを買う。店を出たらいきなり雷が鳴って、駅についたら土砂降り。しばし雨をしのいだ。