あることないこと

ドーナツの絵日記

こんにちは、

こんにちは、ドーナツです。

昨日も一昨日も全然言葉が出てこなかった!遠出したときになにかが外に出ていったのでしょうか。文章を書いてるときは頭がただ喋っている場合と、内側から湧き上がってくる場合があって、後者は出そうと思って出せるものではないから日記はほとんど頭のお喋りになる。

東京五輪が始まったけど結局開会式も見なかった、競技も見てない。単純に良いとも悪いとも思っていなくて、本当にどう思ったらいいのか分からない。でも私が複雑に思っていようが選手は自分の決めたことを全うする。テレビをつけたら表彰台に登った選手の顔が映っていた。やり切ったアスリートの顔はとても清々しく澄んでいて、五輪開催にあたって浮き出てきたきな臭いものとのギャップが凄かった。

本当に悪いものってとても巧妙で複雑で、傍目には何が起きたかわからない毒のようなところがある。暴き出しても、それがあまりにも理解を超えていて良識を持とうとするほど苦しむような気がする。「悪と戦う」という発想は私の中ではしっくり来ないのだけど(上手く行かない気がするから)本気で戦うなら同じくらい悪にならないと立ち向かえない。

悪いもの、と仮に表現したけど、本当は悪いものでもない。良いものでもない。正しさを携えて正面から立ち向かう感じの存在じゃない。こういう「不可解で恐ろしいのに当然のように存在してる何か」については、いつも吉本ばななさんが小説やエッセイの中で表現されてるものに近い。

東京を離れたときはいつも多くの気付きがある。その場所に行かないと、その人に会わないと出てこない自分というのがあって、そういう新しい自分にはじめまして、が沢山あったほうがいい。

もっと色んな場所に行き色んな人に会いたい。
私がいつまでも同じだから私が退屈するんだと思う。自分が新しくなればいつも出会う人や場所も新しくなる、そういう多面体になりたい。

素直が打ち破るものが大きい。
一度複雑にすると、とめどなく複雑になるのだ。

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