あることないこと

ドーナツの絵日記

こんにちは、 ドーナツです。

絵日記は一週間お休みにします。
8月1日より再開しますので、またよろしくお願いします。

この間は、文字の日記だけ書こうかなと思います。

発表されてから静かに楽しみにしていたアーティストの新譜がリリースされて、そのことで気持ちや頭が一杯になっていた数日だった。D.O.という韓国人で、EXOというグループのうちの一人なのだけど、異様に歌が上手くてずっと気になっていた人だった。デビューから九年ほど経つのに知ったのは今年入ってからで、まだ日が浅い。

D.O.'s 1st Mini Album "공감"

韓国語のほかに、英語、スペイン語の歌が入っていてそれがまた素晴らしかった。言語ってこんなに美しい。聞いただけでは歌詞の意味が分からないこと、バイブスが分かりきれないところが悔しい。日本語でもいつか歌ってくれるだろうか。歌詞はラブソングなのだけど父親についての歌もあって、D.O.さんの人柄もあってなんというか本当に美しい。シンプルに歌で心がいっぱいになったのが久しぶりだ。それに、自分に言葉の意味がわかる歌がある、ということもまた同時にありがたく思えた。

個人として静かに強く立っていかなければ崩れそうな今の状況に、歌が寄り添ってくれる。携えられる、持って歩ける感じがする。なんかこう歌と自分だけしかいない空間に閉じこもっていられて、そこが非常にセーフな空間みたいに思える。

今は音楽をムードやモチベーション作りのためのBGMとして使う面が大きいように感じていたけど、プレイリスト等でたくさんのアーティストを雑多な情報として一緒に受け止めていて、消化や消費のようになっていることに疲れていたと思う。「感じ」だけ掬って留まって根を張れずに流していることが多い。良いものがたくさんあって、もっと知りたいと思うが、表面をなぞってばかりになってしまう。

留まりたい場所を選んで、留まろうと強く意識したり、そこで新しく発見したり飽きない工夫をすること。それを続けるのがほんとに難しい。

音は形がなくて本当に好きだと思う。
形がないことで自分がやれるのはモデルの仕事、またはやりたいと思うのは舞踏やダンスだ。喋るのも好きなので、また一人で勝手にラジオをやりたい。

 

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