あることないこと

ドーナツの絵日記

願いの月

こんにちは、ドーナツです。

せっかく遠出をしたのに、夜は部屋のベッドで好きなアイドルの最新動画を見てしまう。だけど幸せだ。もともと旅なんて行かないほうだけど、どれくらいぶりだろう。数年ぶりくらいだろうか。物の少ない部屋って自分の動きもシンプルになって、余計なことをしなくて良いなあと思った。自宅は物だらけで、疲れてしまう。

気さくな従業員の方に容姿について何度も言われて、反応に困って最後はむっつり黙ってしまった。笑顔でありがとう、と言える日は来るだろうか。好意的な言葉はありがたことだけど居心地がそんなに良くない。ただ素敵というのは嬉しいのだけど、若さがどうとか、繊細そうとか、見た目で判断されてそのままアウトプットされるのが嫌だなと思う。体が大きいだけで怖がられたりする人は、私とはまた違う不愉快さを感じて生きているかもしれない。見た目は所詮、見た目。

今回は自然の多いところに行ったけれど、都会にいるときに行く公園のような強いヒーリングを感じなかったのが不思議だった。場所に体が馴染みすぎたのだろうか。

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そういえば二十一日は満月だった。

月の満ち欠けの節目に感じたことはなるべく書き残しておくと、あとで答え合わせのようになる時がある。今回はいつもとは違う場所にいたし、印象深かった。自分がこの先関わっていく世界観のようなものをちらりと感じた。その印象はかなりシンプルな感じ、やることはもう決まっていて、考える必要もなくただ動くだけという感じだった。

いつもそうなのだけど、こういう感覚自体は分かるのに、実際は何を目指してどんなことをするのかは私には全く分からない。レールを敷いてから動くのは私にはできないらしい。できないというか、通用しない。

満月や新月に願い事をすることもある。ただ、やる度に何を書いたらいいか分からなくて当たり障りのないことを書いている。先回りして願いを決めるのはいつも苦手だ。相手がまだいないのに結婚を望むことも分からない、この人と結婚したいかどうか、なら分かるが、結婚という状態だけが先に走っていくのが不思議。

きっと、本当に望んでいるのは安心や安定だったり、自分の幸せであって、その過程で通過するものについて思い馳せているのだと思う。最終的には幸せでありたいが、そのためには自分がどこを通過して、何を持っていたらいいだろうと考えるのが願い事だろうか。

 

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