あることないこと

ドーナツの絵日記

拒絶の仕方

こんにちは、ドーナツです。

自分じゃないものになりたいって思っていたけどもう自分にならなきゃだよね。

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ここ一週間ほどで一気に乾燥が進み、私の肌が悲鳴を上げている。あちこちに湿疹ができている。保湿が欠かせない。もう、おばあちゃんになったら砂にでもなるのか?基礎化粧品は数を少なくなるべく良いものを使い続けたいが、金欠になったらハトムギ化粧水とワセリンでなんとかならないだろうか。

ここ数日、悩んで気を重くさせていた事柄があっさりとゲートを通過した。あっさりし過ぎて拍子抜け。全方位に助けを願ったりしたが天に届いたのだろうか。話すと大したことなさすぎるから詳細は伏せるけど、なかなか自分には難しい問題だった。悩み始めたときの自分ったら。手持ちのカードを使って占ってみたり、ノートに思考を書き出したり、何かに願ったりして、ジタバタした。自分のために行動するのは、他の誰のために行動するよりも勇気がいる。

でも、こういうときのカードは鋭い。というか自分の本心がそれを選ばせているので自作自演みたいなものだ。

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自分の本心はいつもシンプルで「これが良い」とか「いやだ」とかそんなのもの。ただ、それをそのまま言うと誤解されるし筋が通らないから、他の人も納得できるように様々な理由付けをしていた。あまつさえ「こんなことで嫌だと思うなんておかしい」と自分を否定さえもした。そのせいで自分すら本心が分からなくなった。

仕事を断る時もそう。ヤバい仕事を避けるために条件は設けているけど、少々安かろうが短納期だろうが本気でやりたい仕事ならたぶん受ける。困るのは「なんか嫌だ」と思うときの言い訳。なんか嫌なんですよね、とは言えない。今はもっとマシな言い方を思いつけるようになったけど、出来なかったときは「嫌なのに我慢させられている」という被害妄想でいっぱいになっていた。

なにかを拒否したい気持ちが強いとき、過去にあった「嫌だった、悲しかった、傷ついた、寂しかった、つらかった」という体験が少なからず関係している。今起きてる出来事に固執しているというより、それを通してなにか過去の体験を思い起こしている。強い拒絶に自分ですら戸惑って、なんとか宥めたり、理由を見つけようとするがあまり効果がない。心が本気で嫌だと言うなら、それが外側の道理に適ってなくてもなんとかして退けるしかない。ここまでなら引き下がれるみたいな安牌などない。「今回だけ断ります」みたいに適当に誤魔化すとダメで、言葉は丁寧でもきっぱりとノーを示さないとならない。

ごめんなさい、私には合わないです。
でも声を掛けてくれてありがとう。

この言葉で全てを網羅できるわけではないが、何かをはっきりさせたい。とくに波風を立てるかもしれないときには「受け入れてもらいたい」という期待すら削ぎ落として、とことん本心に向き合う必要がある。意外と、シンプルな方が人同士の合間をすっと通っていく。

多くの人が傷つく体験が多すぎて、何かを否定すると感じられる言葉に敏感だが、ただ自分の言葉としての断りというのは親切で爽やかなように思う。

 

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