あることないこと

ドーナツの絵日記

まだ会えぬ君

こんにちは、ドーナツです。

ワクチンの二回目を打って四時間経過。だんだんと腕が痛く頭も重くなってきた。やっぱり風邪のときとは感じが違います。すごく不思議な感じ。

仕事をやっていて、自分自身にものすごく強いプレッシャーをかけていることに最近気がついた。描いてる途中から「なんてつまらない絵」「〇〇さんが描いたほうが良いんじゃない」「下手すぎる」「時間かけすぎ」「これがダメだったら仕事来なくなるよ」などの言葉が自分から溢れ出ててくる。仕事に対してかなり憂鬱でしんどい印象を持っていたけど、追い詰めているのは自分じゃないか。

自由な選択肢と共に、責任がついて回る。
プレッシャーにすごく弱くて、大変な臆病者。外からの期待を感じるほど何も出来なくなって結果が出せず失望される、というのを繰り返してきた。失敗したら二度とチャンスはないという考えが強く染み付いているらしい。小物、大したことないやつ、素人、そう思われるほうが実は動きやすい、誰からも期待されてなくて見られていないほうが、気楽だから。

好意や金額にそれ以上の色を乗せて重たくさせていると、身動きは取れなくなる。見合う人間にならなきゃ、という想いが全身をずっしりと沈ませていた。それだと、この世界でのびのび表現しながら生きていくのは難しい。そういう自分をよく見せたいだけの欲は、いいかげん捨てよう。

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好きなペインターの方が読んだという本を知り、すぐ影響を受けて図書館で借りてみる。さっそく一行目から難解過ぎてなにが書いてあるか全然分からず。「現象学」で調べるところから始める。雰囲気から良さそうと思って目星をつける本や映画がだいたい理解力を超えたものが多い。自分の勘はちゃんと働いているしそこに必ず自分にとって必要なものがあるのだけど、いかんせん頭が追い付かない。いつも自分をバカだと思うのはすごく背伸びをしようとしてるからなのね。

難しいものに憧れているだけ。

いつかまだ会えぬ君と話せるように、きっと頭が良くなりたいんだろうね。

 

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